「大変だ、遅刻する!」「あっちへ行かなきゃ、これもやらなきゃ!」
あなたは最近、あの『ふしぎの国のアリス』に出てくる「白うさぎ」のように、いつも時間に追われて走り回っていない?
やりたいこともたくさんある。やらなきゃいけないことも山積み。
そうなると、心は常に「次」のことを考えてしまって、目の前の人の話が上の空になったり、何かに集中しようとしても頭がぐるぐるして、ただ疲れだけが溜まっていく……。
実はね、今の私も、まさにそんな状態。
ねえ、ママ見てみてー!ねえこれ見て!ママー来てー!ママーどこー!
あれあれ、もう頭がぐるぐるぐる・・・。
だからこそ今日は、自分自身への戒めも込めて、この「ぐるぐる」から抜け出すための「心の参謀術」をあなたに贈るね。
その「お疲れ」の正体は、脳のメモリ不足。
精神医学の世界では、頭がぐるぐるして集中できない状態を「マインド・ワンダリング(心の彷徨)」と呼ぶ。
脳が「あれも忘れないようにしなきゃ」「次はこれをしなきゃ」と、終わっていないタスクを背景でずっと動かしている状態のこと。スマホのアプリを何十個も同時に立ち上げているようなもの。これでは、バッテリーがすぐに切れてしまうのも当然だよね。
優先順位がつけられないのは、あなたの能力が低いからではないんだよ。
ただ、脳のメモリ(机の上)がいっぱいになっているだけなの。
脳をスッキリさせる「作戦会議」:まずは全部出し切る
頭を整理して優先順位をつけるために、まずは机の上を片付けよう。
一番効果的なのは、「脳内デトックス(ブレイン・ダンプ)」。
- 全部、書き出す: 頭にある「やりたいこと」「やるべきこと」を、どんなに小さなことでもいいから、全部紙に書き出してみて。
- 脳を「安心」させる: 紙に書くことで、脳は「あ、これでもう覚えなくていいんだな」と安心し、考えるためのスペースが空くから。
- 「今日の3つ」を決める: 書き出したリストの中から、今日やることを「3つだけ」選んで。それ以外は、たとえ大事なことでも「今日はやらない」と決めてしまう。これが、自分という国を守るための「戦略的撤退」。
「上の空」を撃退する、魔法のワーク「5-4-3-2-1」
それでも、どうしても心が「次」のことを考えてソワソワしてしまうときは、五感を使って自分を「今」に引き戻そう。
これを「5-4-3-2-1法」という。
- 5: 目に見えるものを5つ探す(「時計」「コップ」「窓の外の木」…)
- 4: 聞こえる音を4つ聞く(「エアコンの音」「鳥の声」…)
- 3: 肌に触れている感覚を3つ感じる(「足が床についている感覚」「服の感触」…)
- 2: 匂いを2つ嗅ぐ
- 1: 好きな味を1つ思い浮かべる(または自分のいいところを1つ褒める)
足が床についている感覚、意識していないと全くしないよね?
こうして体に意識を向けると、白うさぎのように走り回っていた心の手が、ぴたっと止まるんだって。
不思議だね。
さいごに:一番の優先順位は、いつだって「自分」
白うさぎは、時計ばかり見ていて、アリスという素敵な出会いを楽しむ余裕がなかった。
人生の優先順位の1位は、仕事でも、宿題でも、SNSでもない。
いつだって、「自分の心と体が、穏やかでいること」。
やってないことがあっても
「今日はもう、閉店!」
勇気を持ってシャッターを下ろし、明日の自分を信じて布団に入ろう。
ゆっくり深呼吸。
布団の中で明日の朝のワクワクを考えればいい。
📜 不安で頭がぐるぐる止まらない時は、こちらの手紙もご覧ください。

参謀医Reimyより


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