わが子への手紙、、それを書き始めるとき、私はいつもあの日のことを思い出します。
突然の入院でした。面会禁止。子どもたちと、急に会えなくなりました。
ベッドの上で、私はずっと考えていました。もし自分がいなくなっても、子どもたちは大丈夫だろうか。私の言葉を、考え方を、知識を、日常の中で使いながら、幸せに生きていってくれるだろうか、と。
医師としておよそ15年、大学病院・総合病院・クリニックなど、さまざまな現場で患者様と向き合ってきました。でも、臨床の場には常に時間の限りがあります。本当に伝えたいことの、どれほどを伝えきれているだろう。そんなもどかしさも、ずっと胸の中にありました。
このブログは、そのふたつの思いから生まれました。わが子への手紙として書き始めたものが、いつか誰かの日常にも届いてくれたら——そう願いながら、今日もペンを執っています。
運営者プロフィール
参謀医Reimy(精神科専門医・精神保健指定医・二児の母)
国公立大学医学部医学科卒業
精神科専門医(日本精神神経学会専門医)——日本精神神経学会が認定する資格で、精神科医としての専門性を証明するもの。一定年数の研修・症例経験を積み、審査・試験に合格した精神科医のみが取得できる。
精神保健指定医(厚生労働省公式ページ「精神保健指定医」)——精神保健福祉法に基づき厚生労働大臣が指定する資格。措置入院や行動制限など、本人の意思によらない入院の判定をはじめ、人権に関わる重要な法的権限を持つ。一定年数の臨床経験や症例実績などの要件を満たし、厳正な審査を経た精神科医のみが取得できる。
医師歴およそ15年。大学病院・総合病院・精神科単科病院・クリニック・高齢者施設など、複数の医療機関での勤務経験あり。
日本精神神経学会所属
そして、二児の母です。
自身も産後、睡眠不足と心身の変化で、メンタルの不調を経験しました。精神科医としての知識があっても、産後の孤独やつらさは別ものでした。夜中の授乳で眠れないまま朝を迎える日々も、「ちゃんとしなきゃ」と自分を追い詰める気持ちも、知識ではなく、体で知っています。 診察室で働く人の心を診てきた経験と、母親としての実体験、家系に伝わる知恵——そのすべてから、このブログを書いています。
Xでも、日々の診察や子育ての中で感じた「心の戦略」を発信しています。
→ 参謀医Reimy(@SANBOU_Dr_Reimy)
このブログが届けたいもの
医療の知識や精神科医としての視点を、難しい言葉ではなく、日常に溶け込む言葉でお届けします。
このブログの柱は、三つあります。
メンタル——睡眠、不安、怒り、適応障害、自己肯定感。心の仕組みを知ることは、すべての土台になります。
子育て——産後の寝不足や心身の変化、夕方のイライラ、ワンオペの限界、「ちゃんとしなきゃ」の苦しさ。妊娠・産後のメンタルヘルスから日々の育児のこころまで、母親として同じ道を歩いてきたからこそ、机上の空論ではない言葉で書けると思っています。
働き方・経営——部下の適応障害にどう向き合うか、管理職・経営者自身の心をどう守るか。診察室で数多くの「働く人」を診てきた経験に加え、代々「参謀」として人を支えてきた家系に育ち、人の上に立つ人の孤独も、それを支える家族の悩みも、間近に見てきました。決断する人の心を支えることは、私にとって受け継いだ役割でもあります。
医学的エビデンスと実体験の両方に足場を置いた「心の戦略」を、わが子への手紙というかたちで綴っています。読んでくださるすべての方の、日々の生きる力になれたら嬉しいです。
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※当ブログは一般的な情報提供を目的としており、個別の医療相談・診断・治療に代わるものではありません。お体のことでご心配な点は、必ず専門の医療機関にご相談ください。