眠れない夜は、長い。
天井を見つめながら、頭だけがぐるぐると動いている。そんな夜、「もう薬でも飲んだほうがいいのかな」と思うことがあるかもしれない。
その気持ち、わかる。私も同じ経験あります。
でも、私から一つだけお願いがある。薬を手にする前に、まずこれを試してみてほしい。これが、私からあなたへの処方箋。
一つ、リズムをつけること。
眠れなかった翌朝も、同じ時間に起きる。これだけで、体は少しずつ眠り方を思い出す。
二つ、朝の光を浴びること。
カーテンを開けて、外に出て、太陽を浴びる。それだけで脳の時計がリセットされる。眠りはそこから始まっている。
三つ、体を動かすこと。
激しくなくていい。歩くだけでいい。体が「今日も生きた」と感じると、夜に休もうとしてくれる。
四つ、カフェインを減らすこと。
午後のコーヒーやエナジードリンクが、夜の眠りを邪魔していることがある。まずそこから見直してみて。
五つ、できればスマホを離しておくこと。
「できれば」でいい。完璧にやらなくていい。ただ、布団の中でスマホを見ていると、脳は昼間だと勘違いする。
六つ、寝る1〜2時間前に入浴すること。
体は、深部体温が下がるときに眠気を感じる仕組みになっている。お風呂で一度体を温めると、その後に体温がすっと下がる。その下り坂が、眠りへの入り口になる。シャワーだけより、湯船に浸かるほうがより効果的だ。
そして、一番大切なことを言う。
七つ、眠れなくても、大丈夫。と考える。
24時間まったく眠れない日が、1週間続くことはない。体はどこかで必ず眠る。
ちなみに、人間が眠らずにいられた最長記録を知っているかな。
1964年、17歳の高校生ランディ・ガードナーが、クリスマス休暇の自由研究として264.4時間(約11日間)起き続けた。これが今もギネス記録なんだって。
ギネス記録を超えようだなんて思って、徹夜に挑戦しては絶対にダメですよ!負担が大きく危険すぎるから。
でもこのギネス記録からわかることは、そう、体はどこかで必ず、眠りを取り戻す。
眠ろうと頑張るより、「明日寝ればいっか」と諦める勇気のほうが、よく効く。昼寝30分で取り返せる。それくらい、睡眠は融通が利く。
薬を否定しているわけじゃない。本当に必要な時には、力を借りていい。でも薬は、自分の力を試し終わった後の選択肢でいい。
そんな七ヶ条みたいに言わなくても知ってるよー当たり前じゃん!ってあなたは思うかもしれないけど、本当に全部実践しているかな?頭でわかっていても、こうやって文字で見て、視覚的に脳に教えてあげるのも大事なのよ。
まずは3日間試せたら、うん、すごい!その調子で1週間、2週間…と続けてみて。
あなたの体には、眠る力がある。まずそれを、信じてみてほしい。
Dr.Reimy より

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