朝を制するものは人生を制す|参謀医Reimy

メンタル

夜にしっかりリセットができたら、次は「朝」を自分のものにしよう。

経営者は早起きが多い。あなたのおじいちゃまは、毎朝4時に起きる人だった。早い日は3時30分かな。私は最近まで朝は苦手だった。THE夜型。でも今は毎朝3時50分に起きている。

朝を制するものは人生を制す。

朝起きるだけ?それだけでいいの?と思ったかな?それとも、うわー私には無理だって思ったかな?どちらでもいい。まず読み進めてほしい。

なぜ成功者は「誰もいない朝」を愛するのか

「成功したければ、まずは成功者のまねをすること」——これについては、またいつか詳しく書こうと思うけど、

誰よりも早く起きて、まだ誰も動いていない真っさらな空気の中に身を置く。それだけで、人生の主導権を自分の手に取り戻したような、強い実感が持てるはず。

朝を支配する人は、一日を、そして人生を支配できる。これは絶対”秘伝の書”に残さないといけないと思っていたこと。

もしあなたが「自分を変えたい」と思う日が来たら、まずはこの早起きを、成功者の背中を素直にまねることから始めてみて。

私は自分では成功者と思っていないけれど、誰かにとっては成功者に見えるのかもしれない。人は自分がしていないこと・できないことをしている人を見ると、あの人は自分よりすごいんだと思ってしまう生き物だから。それを逆の発想にすればいいだけ。他の人があまりやっていないことを1個でも続けてみよう。

それには朝の早起きが一番手っ取り早くて、幸運を引き寄せる習慣なの。簡単そうで、誰でも言いそうで、でも実践している人が少ない。

世の中には朝早起きする本で溢れているでしょう。それだけメリットを感じる人がいるのに、早起きする人はまだまだ少ないということ。

公開。私の3時50分からのモーニングルーティン

実際に何をしているか、公開しよう。

アラームを解除したら、まず歯磨き・洗顔・スキンケア・日焼け止めと化粧下地。眉毛を描いて、アイメイクを軽くする。

メイクをしながら、今日のワクワクや予定を頭の中で考える。今日は何を書こうか、どんな本を読もうか、わが子に伝えておきたいことは何か。静かな朝にひとりで考えるこの時間が、とても好きだ。朝のメイク時間は、私にとって「今日の戦略を立てる参謀の時間」でもある。

その後、温泉水を一杯飲む。私が愛飲しているのは「温泉水99」。少し高価だけど、だからこそ朝の特別な時間にぴったりだと思っている。常温で飲むと甘みが感じられて、体にじんわり染み込む感覚がある。実はつわりの時期はなぜか飲めなくなってしまったけれど、今はまた美味しくいただいている。体が正直に反応するのだと実感した出来事だった。

そして玄関を軽く拭き掃除する。できれば洗面台と鏡も拭く。

玄関をきれいにするのは、子供の頃から言われてきたことだ。玄関から良い空気が家に入るように、きれいにしましょうと。神職の家系で育った私にとって、場を整えることは自然な習慣のひとつだ。出入りするたびに爽やかな気持ちになれるし、家全体の空気が変わる気がする。

洗面台と鏡は、自分の肌を映すものだと思っている。だからきれいに保つように心がけている。

そしてひとつ気づいたことがある。この掃除ができていない時ほど、自分が一杯一杯の状態なのだ。忙しすぎるとき、体調が悪いとき、心が追い詰められているとき——鏡も洗面台も、後回しになっている。掃除ができる心のゆとりが、自分の内側を映す鏡になっている。精神科医として言えば、これは立派なセルフモニタリングだ。できていないと気づいたとき、それは体や心のSOSだと受け取るようにしている。

掃除の後は、1日のスケジュールを簡単に書き出す。そして、ブログを書いたり、図書館で借りた本を読んだりする。最近は教育に関する本が多い。わが子に伝えておきたいことを考えながら読む時間は、とても豊かだ。

パパを送り出し、6時半頃に子供の学校準備の最終チェックと朝食の準備をする。ミルクもあげる。

これが私の朝だ。特別なことは何もない。でも、この時間があるから一日が違う。

自分に厳しすぎない。ゆるく続けることが最強

正直に言う。最近は毎日3時50分に起きているわけではない。

風邪をひいたとき、生理中や生理前後は疲れを感じやすい。そういうときは5時起きにしている。無理をして体を壊しては元も子もない。精神科医として、無理をして倒れた人を何人も見てきた。習慣は、続けることに意味がある。完璧にこなすことに意味があるのではない。

「早起き=毎日同じ時間に完璧に起きること」ではない。自分のコンディションに合わせて、ゆるく朝の時間を作り続けることが大切だ。

精神科医として言わせてもらうと、完璧主義が習慣化の一番の敵だ。「今日は少し遅くなった、だからもういいや」と全部やめてしまう人が多い。でも5時に起きても、6時に起きても、自分の時間を作ろうとした事実は変わらない。それでいい。

体が資本だ。ゆるく、長く、続けよう。

根性より環境。早起きを助ける3つのコツ

早起きを習慣にするコツは、根性より環境だ。精神科医として断言する。

【コツ①】春〜夏から始める
季節は春〜夏から始めるのがおすすめ。日の出が早いから、自然と体が目覚めやすい。冬の暗い朝に早起きを始めようとするのは、難易度が高い。「早起きが続かない」という人は、始める季節を間違えているだけかもしれない。

【コツ②】部屋の向きとカーテン
東向きや東南向きの部屋なら、朝日が自然に差し込んでくる。住まいを選ぶときや家づくりの参考にしてほしい。部屋の向きがそうでなくても、カーテンを開けて朝の光を取り込むだけでいい。「朝だよ」と体に教えてあげること。それだけで変わる。

【コツ③】光を浴びる
私がやっているのは、歯磨きをする洗面所の電気スイッチをほぼ全部つけること。明るい光を浴びると、脳が「朝だ」と認識してシャキッとする。光は体内時計を整える最強のスイッチだ。睡眠外来でも、光療法は不眠や概日リズム障害の治療として使われるほど、光の力は医学的に証明されている。

道具や意志力より先に、環境を整えよう。環境が整えば、早起きは思っているより難しくない。

夜型から朝型へ。人生の充実度を変える逆転の発想

初めは夜の時間を失うようで怖いかもしれない。私も貴重な夜時間をなくすのに勇気が必要だったからわかる。でもトータルで考えたら起きている時間は減っていない。夜やろうとしていたことがあるなら朝やればいいと考えよう。

早起きをしたら、起きている時間は一緒のはずなのに1日が長く充実した時間に変わった感覚になるはず。本当に充実しているかはさておき、その感覚だけでも味わってほしい。昼間眠くなったら昼30分ほど昼寝をすればいいからやってみよう。

精神科医の視点から補足すると、朝の時間は脳が最もクリアな状態だ。夜は一日の疲れが蓄積されている。同じ1時間でも、朝にやる仕事・読書・思考は、夜の倍以上の効果があると言っても過言ではない。夜型の人が「やる気が出ない」「集中できない」と感じる理由の一つは、脳が疲れている時間帯に大切な作業をしているからだ。

朝の脳は、まっさらなノートだ。そこに何を書き込むか。それがその日の、そして人生の質を決める。

これが私のモーニングルーティンの第一歩。次は、具体的な早起きのコツをさらに伝授するね。

参謀医Reimyより

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